【2019M-1】決勝戦の感想
おいっす！
M-1見終わりました。面白かったなー。
最近の若手のお笑い芸人ってどうしても実力に開きがありすぎて、
エンタやレッドカーペットの後期はそれはもうひどかったのがあったんだけど、
実力ある芸人はちゃんと実力あって評価されるんやなーと感じれたのが嬉しかったかな。
んじゃ早速一組ずつ感想。
・ニューヨーク
10組の中で点数が低いのも妥当かなーってぐらい。あんま笑えなかった。
オリジナルソング言うてるけどメロディーパクってるし、もうちょっと有名な老若男女わかるメロディーでやったほうがウケは良かったんちゃうかなーと思う。
歌ネタはナイツの歌ネタが面白いからどうしても比べちゃうなぁ。
10組の中でダントツで上手かったと思ってる。
個人的には1回目よりも2回目のネタのほうがわかりやすくて良かったと思う。
1回目のネタはちょっとくどい感じがミルクボーイのわかりやすいネタと相反してたのも大きかったかも。
・和牛
決勝残った3組と比べるとインパクトが薄い印象かなー。
技術は上手くなってると思うけどネタのインパクトが薄かったのが残念。
めちゃくちゃ面白かったと思う。予想よりも点数が低かった印象。
「中尊寺」はあんまウケないから辞めた方がいいけど、「めっせ♪めっせ♪」とかのコールは大学生とかにめっちゃウケるんちゃうかなと思う。
M-1よりもキングオブコント向けだから点数が伸びなかったんか、M-1よりかは浅草の舞台で笑点や寄せでの前座とかが一番輝ける舞台だと思う。
・からし蓮根
ちょっとこじんまりしちゃった感があったかなぁ。若いからこれからに期待は出来る。
個人的に課題があると思ってるのがツッコミ。
ツッコミの言葉のチョイスが少し下品でテンポ及び間があんまり心地よくないと感じた。
・見取り図
王道漫才でよかった。一昔前だったら天下取れてたかもしれないレベル。
少し古臭い芸風な分、見慣れてるみんなのハードルも自然に上がるから、かなりハードルが高い状態でネタをやるしかないんよね。
そうするとどこかでぶっ飛んだ設定なりキャラクターなりがないとウケないのが難しいところ。難しいところで挑戦してるからまた別のネタを見てみたいな。
・ミルクボーイ
ダントツだった。めちゃくちゃ面白い。
コーンフレークのネタは本当に秀逸。何回も見返したけど毎回笑っちゃう。
漫才ってすごいしょーもない物や出来事を笑いに変えるのが本来の漫才なんよね。
ナイツみたいにスタイルが確立してるから、最中でも何でも面白くなるのも良い芸風だと思う。
・オズワルド
結構面白かった。からし蓮根やニューヨークよりかは間違いなく面白い。
ミルクボーイの後だったから、盛り上がりに欠ける印象だったのが
如実に露になっちゃってたかな。コメントの返しとかはまだ下手で白けてたのもマイナスポイント。
・インディアンズ
結構面白かった。けどちょっと畳みかけすぎててツッコミの影が途中途中薄いのがもったいない。
思った課題として、
・一旦立ち止まるポイントを前半にもう少し置いておくと周りもついていける。
・ストーリーをドラマ仕立てにして、最後台無しにする感じのが良かったかも。
こういう芸風は周りがついてこれるギリギリのラインを見極めるのが非常に難しい。
・ぺこぱ
あったようでなかった「ノリ突っ込まない」で進んだのはミルクボーイと同じぐらい着眼点がシャープ。芸風も応用が利くし、バラエティのウケ次第ではもっとテレビ出れると思う。ツッコミの内容も非常に優しく人間味があって良かった。
ボケの不思議ちゃんはキャラ作ろうとしすぎてるから普通にやった方が間違いなく良い。イケメンだし。
以上です。
